👩‍💻 土曜参観日&「メディアと子どものからだ講演会」を開催しました!📱✨

保護者の皆様、本日は土曜参観日、ならびにその後に開催されました「PTAメディアと子どものからだ講演会」にご参加いただき、誠にありがとうございました!

今年度最初の参観日ということもあり、子どもたちも朝からどこかワクワク、ドキドキした表情を見せていました。それぞれの学年で、日頃の学習の成果や親子での絆が垣間見える素敵な時間となりましたね。まずは各学年の参観授業の様子をお届けします!

🎨 各学年の参観授業の様子

  • 1・2年生(国語):ドキドキの発表会 🎤 大きな声で、身振り手振りを交えながら一生懸命に音読や発表を行いました。お家の方を前に少し緊張している子もいましたが、最後までやり遂げた姿に大きな成長を感じました!

  • 3・4年生(図工):親子で白熱!コロコロガーレ製作 ✂️ ビー玉が転がる仕組みを考えながら、立体的なコース作りに挑戦しました。「ここに穴をあけよう!」「もっと高くしてみる?」など、親子でアイデアを出し合いながら笑顔あふれる共同作業となりました。

  • 5・6年生(体育):笑顔とはじける汗!親子でTボール ⚾️ 高学年は、お家の方と一緒にチームを組んでTボール(静止したボールを打つ野球型のゲーム)を楽しみました。お父さんのファインプレーに歓声が上がり、子どもたちの全力疾走に拍手が送られる、とても温かく賑やかな時間となりました。

🧑‍🎓 第1部:児童向け講演会

「目指せ!メディアの使い方上手へのレベルアップ」

参観授業の後は、高学年の児童を対象に、メディアが心や体に与える影響についてクイズや実験を交えながら学びました。

  • 長野県の子どもたちの利用実態 小学生が勉強以外でよく使うメディアのベスト3は「動画を見る」「ゲーム」「(勉強以外の)調べ物」です。これが中学生になると、スマホの所持率がグッと上がり、SNS(LINE、Instagram、Xなど)の利用が爆発的に増え、それに伴うトラブルも増加します。

  • 「毛様体筋(目の筋肉)」を休ませよう 近くの画面をずっと見ていると、目のレンズを厚くするために「毛様体筋」という筋肉がずっと力を入れっぱなしになり、疲れて視力低下に繋がります。

    💡 対策の合言葉は「30・20・20」 画面からは30cm以上離し、20分使ったら、20秒以上遠く(の景色など)を見て筋肉をリラックスさせましょう!

  • 寄り目(両眼視機能の異常)とドライアイの危険 近くを見続けると目が寄り目のまま固まってしまい、遠近感が分からなくなる「両眼視機能異常」の子どもが全国の保健室で増えています(距離感が掴めず、飛んできたボールをキャッチできずに顔に当たるなど)。また、集中すると瞬きが減り、目の表面が傷つく「ドライアイ」にも注意が必要です。

  • ゲーム時間と学力の関係 全国学力調査のデータから、1日のゲーム時間が4時間以上の児童と、全くしない児童では、算数で18点、国語で20点もの開きがあることが分かっています。ゲームそのものが悪いのではなく、「勉強する時間」や「睡眠時間」が削られてしまうことが原因です。

👨‍👩‍👧 第2部:保護者向け講演会

「思春期を迎える前に、大人ができるネット・ゲーム依存予防」

子どもたちが図書館へ移動した後は、元中学校長でもある講師の先生より、中学生のリアルな現状を踏まえた大人向けの講話が行われました。非常に内容が盛りだくさんで、私たちが今まさに直視すべき子どもたちの現状が詰まった時間となりました。

⚠️ 中学校現場でいま起きているリアルな危機

現在、中学校ではSNSによるいじめ、不適切な画像の拡散、性的なトラブルが日々発生しています。さらに深刻なのが「ゲーム行動症(ゲーム障害)」という依存症です。朝起きられない、不登校、注意すると家庭内で暴れる(包丁を持ち出すケースも)といった問題が、身近に起きています。

🧠 脳の仕組みと「予防」の重要性

依存症は本人の意志の弱さや親の育て方のせいではなく、脳内の快楽物質(ドーパミン)のサイクルによる「病気」です。一度陥ると入院治療をしても再発しやすいため、「思春期を迎える前の予防」がすべてを握ります。 人間の脳は、生きるための本能を司る「土台(古い脳)」の上に、理性を司る「新しい脳」が育ちます。この土台をしっかり育てるための基本が、学校でも取り組んでいる【寝る・食べる・遊ぶ・喋る】です。

  • 睡眠と太陽の光 ☀️ 朝、太陽の光を浴びると、日中のやる気に繋がる「セロトニン(幸せホルモン)」が出ます。これが夜になると睡眠を促す「メラトニン」に変わります。夜間にスマホなどのブルーライト(疑似的な太陽光)を浴びると、このサイクルが崩壊してしまいます。

  • リアルな体験と人間関係のスキル 🤝 ゲームの世界ではないリアルな「遊び」(今日の図工やTボールのような体験!)の中でこそ、探究心やコミュニケーション能力が育ちます。小学校時代の小競り合いや喧嘩も、人間関係のスキルを学ぶ貴重な機会です。大人がすぐに介入しすぎず、子どもたち自身で解決する力を守ってあげてください。

📝 今日からご家庭で実践していただきたいこと

本日、子どもたちには「今日からできることチェックシート(メディアコントロール目標)」を配布しました。

  1. 「自分でスイッチオフ」する自己コントロール力を育てる 大人に言われて無理やりやめるのではなく、「自分で決めて止める」練習を重ねさせてください。

  2. 親子で必ずルール(約束)を決める 「1日何時間まで」「夜何時まで」「スマホを置く場所(リビングなど)」を話し合って決めてください。メディア機器の契約責任は保護者にあります。

  3. ネットの向こうに「人がいる」想像力を持たせる オンラインゲーム内のボイスチャットやSNSで「死ね」「殺す」といった暴言が飛び交う現状があります。「自分が発信した言葉で相手がどう感じるか」を想像できる心の教育が、そのままネットいじめの抑止力になります。

「スマホやパソコンを使うな」ということではありません。これからの時代を生き抜くために、正しくコントロールできる『使い方上手』な子どもたちを、学校と家庭が連携して育てていきましょう。

本日の参観授業や講演内容について、ぜひ今日の食卓の話題に上らせ、親子でメディアとの付き合い方について話し合うきっかけにしていただければ幸いです。