子どもたちの努力と成長が光る一日
6月13日(金)、令和7年度和田小学校音楽会が盛大に開催されました。当日の朝、少し早めに登校した子どもたちが、あちらこちらで楽器の練習に励む音が響き渡っていました。ステージに立つ自分を想像し、少し緊張しながらも真剣に練習する姿は、本当に立派でした。
多くの温かい見守りの中で
教育長、町議会議員、地域支援部の方々をはじめ、多くの地域の方々や保護者の皆様に見守られながら、音楽会は幕を開けました。
全校児童と職員によるオープニング曲「はじめようコンサート」で会場が一体となった後、和田獅子太鼓による勇壮な和太鼓の演奏が披露され、続いて5年生のステージへと続きました。
各学年の個性豊かな発表
少ない人数でのステージは、一人ひとりに任される音が多くなります。そんな中、5年生は堂々とした演奏と歌声を披露してくれました。
続く1年生のステージでは、初めての鍵盤ハーモニカや大勢の観客を前にしながらも、緊張を乗り越えて元気いっぱいに表現する姿が印象的でした。
4年生の3人は、様々な楽器を持ち替えながら、音楽的に彩り豊かな表現で魅了。2年生は、みんなで揃った振り付けと共に「手のひらを太陽に」など3曲を披露し、会場を和ませました。
ブラスバンドの力強い音色と招待演奏
休憩後には、ブラスバンドによる金管合奏がありました。人数の減少に伴い、今年度で休部となるブラスバンドですが、体育館いっぱいに響き渡る迫力ある金管楽器の音色は、多くの人々の心に深く刻まれたことでしょう。
招待演奏では、「デュオ白い雲」のお二人が登場。2人の歌声だけで、これほどまでに豊かな音楽が生まれるのかと、会場全体がその美しいハーモニーに聴き入りました。
表現力を高めた高学年の発表
3年生は、初めてのリコーダーで「メリーさんの羊」を演奏した後、振り付けをつけながら「世界に一つだけの花」を伸びやかに歌い上げました。
6年生は、身体を使って音を出す「ボディパーカッション」を取り入れた合奏を披露。さらに、美しい2部合唱「COSMOS」を響かせ、会場を感動で包みました。
5・6年生の合奏では、多彩な楽器が織りなす豊かな音色が響き渡り、まるで素敵なディズニーワールドの世界が目の前に広がるようでした。
感謝と共に閉幕
最後に、全校児童で2部合唱「歌よありがとう」を歌い、盛況のうちに音楽会は閉幕しました。
多くの方々に見ていただく場を設けていただいたおかげで、子どもたちは表現者としても、音楽を味わう心も大きく成長した一日となりました。ご来場いただいた皆様、そしてご協力いただいた全ての皆様に心より感謝申し上げます。