11月12日(火)に、なかよし月間の活動の一環として、全校飯ごう炊飯が校庭で行われました。
この行事は、1年生から6年生までの縦割り班(なかよし班)で協力して行う、異学年交流にぴったりの活動です。事前の活動で話し合って決めた役割分担、材料、調理手順に従い、当日は「調理班」と「かまど班」に分かれて活動を開始しました。
🧑🍳 助け合い、工夫する子どもたち
班活動が始まると、校庭には活発なコミュニケーションが見られました。
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「お米の水はどのくらい入れる?」
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「最初から太い枝を入れすぎると燃えないよ。細いものから少しずつ」
上級生は、下級生が怪我をしないように気を配り、丁寧に教えます。下級生は、言われたことを一生懸命にこなし、積極的に活動しました。
ご飯にかける具材は、班ごとにシチュー、カレーなどを選び、中に入れる具材もベーコンや枝豆などを加えて、オリジナルの味になるよう工夫を凝らしてきました。
🤝 主体性を育む時間
計画通りに進まないことや困ったこともたくさんありましたが、先生方は、怪我の危険がある場合を除き、あえて子どもたちに声をかけません。子どもたちは、
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自分たちで話し合う
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手順を調べる
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他の班の活動を参考にする
といった方法で問題を乗り越え、主体的に工夫をしながら、かまどや鍋と真剣に向き合っていました。
🍚 最高の青空の下でいただく最高の食事
秋晴れの青空の下、無事に炊き上がったご飯は格別です。それぞれの班で輪になって、校庭で食べる最高の時間は、最高の思い出となりました。
🌟 終わりの会での感想と校長先生の講評
終わりの会では、多くの児童から達成感に満ちた感想が発表されました。
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「みんなで協力してできてよかったです。」
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「初めて食べたビーフシチューがおいしかった!」
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「枝が燃えなくて最初は困ったけど、ちゃんとできてよかった。」
校長先生からは、今日の活動の様子について、特に優れていた3つの点が評価されました。
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互いに協力できたこと
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自分でできることを探して一生懸命活動できたこと
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上級生や下級生が自分の役割を考えて動けたこと
今回の飯ごう炊飯を通して、子どもたちは料理の楽しさだけでなく、協力することの大切さ、主体的に考えて行動する力を大きく伸ばすことができました。

