10月4日土曜日、第118回和田小学校運動会が開催されました。朝の不安定な天候を吹き飛ばすかのように、子どもたちは終日、雲を吹き飛ばすような元気と集中力をもって競技に臨みました。
新しい形での入場と競技
今年の運動会は、いくつかの新しい試みが行われました。
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全校リレーのチームごとに入場:入場行進を、和田小学校の看板競技である全校リレーの1~6年生混合チームごとに行い、子どもたちの連帯感が高まりました。
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短距離走:1~6年生が連絡年で編成された短距離走では、コースごとに学年と名前が紹介され、一人ひとりにスポットライトが当たる形となりました。5・6年生はマイクで「今日こそ本気で1位を取りに行きます!」など、競技への熱い意気込みを発表し、会場を沸かせました。
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全校での団体競技:大玉転がしや玉入れを全校児童で実施。学年を越えた声援や、その場での作戦会議が見られ、一体感が生まれました。
表現:主体的な学びの成果
児童たちが練習を重ねてきた表現種目では、大きな感動が生まれました。
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1・2学年表現「かいじゅうエイト8」:子どもたちが「みんなで楽しんで練習できるダンス」という視点で話し合い、主体的に選んだダンスです。難易度や発達段階の差を考慮した選曲の経緯もあり、全員が心から楽しんで表現している様子が伝わってきました。
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3~6年表現「Don’t take your eyes off me」:フラッグを使ったダンスを基本に、学年ごとの内容、拍をずらしたウエーブ、組体操の要素を取り入れたエンディングまで、目が離せない素晴らしい展開でした。合同で作り上げたこの表現は、各学年の相当な努力と成果が見事に結実したものでした。
全校リレーと閉会へ
全校リレーは、走る区間を細かく設定できるようになり、より戦略性が試される競技となりました。白熱したレース展開は最後まで順位がわからず、参観者全員の応援にも熱が入りました。
競技の最後は、来年入学する児童たちが精一杯走る来入児競技で和やかな雰囲気に包まれ、校長より「来年みんなが入ってきてくれることを全校で待っています」というメッセージが送られました。
最終種目は、伝統のフラッグを使った全校ダンス(校歌ダンス)で、第118回和田小学校運動会は幕を閉じました。
保護者の皆様、地域の皆様には、子どもたちの努力の成果を見守り、温かい声援を送っていただき、心より感謝申し上げます。また、運動会までの準備や体調管理にご協力いただき、誠にありがとうございました。