1・2年生 春の遠足 和田峠へ!

6月19日、1・2年生は春の遠足で和田峠周辺に行ってきました!

町のバスで農の駅まで送ってもらい、そこから和田峠を目指して山道を登り始めました。子どもたちの背丈ほどある笹の中を、長袖を着て慎重に進みます。途中、車道を横断する場面もありましたが、みんなで安全を確認しながら渡ることができました。

林を抜けて和田峠に着くと、一面の青空が広がっていて、遠くには諏訪の町並みも見えました! 史跡の掲示板を見ながら「ここから歩くと、どのくらいであそこまで着くんだろう?」と思いを巡らせました。足元には和田峠に多い黒曜石のかけらがたくさん落ちていて、子どもたちは景色よりもそちらに興味津々のようでした。

峠から戻る道では、所々で沢が近くを流れ、水辺の爽やかな風に吹かれながら気持ちよく下ってきました。接待まで降りてくると、待ちに待ったお弁当の時間です! お家の方が準備してくれたお弁当を食べる瞬間を心待ちにしながら、蓋を開けて全員がそろうのを待っている姿が微笑ましかったです。

接待を出ると再び山道に入り、中山道を歩いた昔の旅人の気分を味わいながら、足元の黒曜石にも注目しつつ、男女倉口まで下ってきました。男女倉口からはバスに乗り、黒曜の水へ。そこで和田峠の水を味わいました。他県からも水を汲みに来ている方が多くいて、改めて和田の水の豊かさを実感することができました。

歩いた距離はそれほど長くなかったかもしれませんが、帰りのバスの中では眠ってしまう子もいました。今回の遠足で、和田峠の自然や歴史、そして貴重な水を肌で感じることができたことと思います。